埼玉・朝霞の耳鼻科 さない耳鼻科クリニック 
中耳炎治療、副鼻腔炎治療

048-450-3710

耳鼻科の病気について

疾病の種類

アデノイド増殖症

アデノイド:乳児期以降(3歳頃から)に生理的に肥大し、5歳前後で最大となります。
感染により肥大が促進されます。
10歳頃には退縮します。
鼻の突き当たりにあるので、鼻呼吸を邪魔するため、こどものいびきの原因で最も多いものです。
ここの感染による炎症が耳管を経由して中耳に到達すると、中耳炎を起こします。
耳管の出口を圧迫して、中耳に空気が入らないと、滲出性中耳炎を引き起こしやすくなります。

治療は感染予防が第一ですが、一回一回の風邪の後、鼻咽腔にできるだけ炎症を残さない事が大切です。
そのために、耳鼻科では、鼻の吸引やネブライザーなどを行います。
保存的治療を行ってもいびきなどの症状が改善せず、夜間の無呼吸のため発育障害が認められる場合は、手術的にアデノイドを切除します。
この手術は入院が必要で全身麻酔下に行われます。

アデノイド増殖があるときの症状

  • 鼻症状:鼻閉、口呼吸、いびき
  • 睡眠障害:身体発育障害、夜驚症、夜尿症、無呼吸
    診療の
    進行状況